日々のキヅキ

石川県小松市のセレクト古本屋

しったか読書会 1頁をやってみて 日常と非日常の間の現実

キヅキブックス初のしったか読書会へ

 

参加してくださった皆さま

 

ありがとうございました!

 

遅くなりましたが振り返りです

  

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 思っていた以上に

 想いもよらぬ

 嬉しいフィードバックもいただけました。

 

私が一番印象的だったのは

 

「普段できない話ができて楽しかった」

 

と、いう言葉でした。

 

読書会という非日常で「本」という媒体を通すとできる話があって

 

会社や学校や家庭では普段「できない」話があるのです。

 

いわゆる本音と建前です。

日本人論では『Honne and tatemae』

と呼ばれるそうです

 

なぜでしょう? 

 

言ったら嫌われるかな?とか

変な人と思われるかな?とか

違う意見だと仲間外れにされかな?とか

 

考えてしまいがちです。

 

表面上の

うわべだけの人間関係や

 

本音を言えないのは

 

健全で健康的な先進国とは私は思えません

 

 なぜ話しにくいことや

 話せないこと(いわゆるタブー)が存在するのか??

 

海外では日本的な「間」をとって

グレーにする様なコミニュケーションは

理解されないそうです

 

空気を読むとかみんなと一緒でないといけない

みたいな同調圧力とか

 

そこに原因がある様に思います。

 

複雑に私たちの心は絡み合い

無意識的に判断していることが

根底にあり

 

今の日本の社会を形成しているはずです

家族・学校・会社・商店街・町内会・スポーツジムなど

 

社会学とか難しいことはよくわかりませんが

簡単に考えても

経済的にも文化的にも豊なはずの

今のこの日本の社会が

一部の人にとって

息苦しかったりしていて

子どもの自殺が増えていたり

7人に1人の子どもが貧困だったり

164万の世帯が生活保護だったり

挙げればきりがありませんが

なんかおかしくないですか?

 

お金持ちと持たざる者の格差は広がり

自分だけが良ければいい

みたいな感じになっている

 

原因は何でしょうか?

見て見ぬ振りをしていませんか?

先延ばしにしていませんか?

 

私はこんなに不平等で生きづらいのはです

 

毎日の生活するための【お金】を稼ぐために

朝早くから夜遅くまで

時間と労働能力を使い

一生懸命、毎日毎日働いて

時間に追われて余裕がないし

家族や生活を守るために

【お金】を稼がなければなりません

 

こんな大変な思いをしてやっているのに

報われているとはとても思えません

 

官僚や政治家の先生や大学の先生などの

いわゆる日本を代表する知識人と言われる

頭のいい人たちが寄ってたかって

できたシステムがこれなら

人間は本当に愚かで成長しない存在であると

認めなければなりません

 

一度立ち止まって考えてみてください


2019.6.24「お金で考えてはいけない」大西つねきの週刊動画コラムvol.84

 

私たちは何のために生まれて

何のために生きるのか

仕事とは何か

大西つねきさんの話はとてもわかりやすいので

是非一度見ていただきたいです。

 

 

 そして多くの人が

 

本当は〇〇と思っているのに■■と答えるのです。

 

日常的にこういうコミニュケーションを繰り返していると

 

習慣となり自分自身とのコミニュケーション(自己対話)

 

でもその様なことをしてしまう可能性があると思います

 

つまりは自分は嘘をついているつもりはないのに

 

自分自身に嘘をついている状態です。

 

望んで選択したと思っているが

 

無理をして【それ】を選んでいる可能性があるのではないでしょうか?

本当の本当に【それ】は本心なのか

 

言葉にするとわかりづらいですが

これは自分でもわからないのではないでしょうか?

 無意識や潜在意識というものは私たちが思っている以上に

 強く私たちの生活に影響を及ぼしていると感じています

 

どう向き合い、何を話すのか

在り方が問われます

 

 

最後に

読書会の内容とは全く関係ない振り返りになってしましました。

これはただの日頃の鬱憤です。